メイクスクールは慎重に選んで!
少し前まで美容のスペシャリストとして認知されていた職業のヘアメイクアーティストですが、時代の流れと共により細分化されてきています。
メイク部門はすでにヘア部門と線引きが行われ、メイクアップアーティストあるいはビューティーアドバイザーなどメイクに特化した専門家が活躍する時台ですね。
そしてそうしたスペシャリストの需要が増えると共に、メイクスクールの数も非常に増えているのが現状です。
ところが同じ時間と授業料をかけても、習得できる内容はスクールによって全く異なるようです。
国家資格のような明確なものがないだけに、学ぶほうも慎重にメイクスクールを選ばなければいけないということですね。
授業料も気になるところですが、何より重要なのはカリキュラムでしょう。
単なるメイクのテクニックだけ教えるのではセルフメイクレッスンに毛が生えたようなものです。
一歩間違えばトラブルになる人の肌を相手にするのですから、科学的な知識に基づいたものであるべきでしょう。
カリキュラムに科学的な理論を学ぶものが入っていないところは避けるべきだと言えます。
丁寧できめ細やかなカリキュラムの所であること、そして確かな指導者による講義でなければ意味がありません。
どれだけの実践を踏んでいる講師であるか、自分のテクニックだけでなく指導するという能力のある質の高い講師陣をそろえている所かどうかも検討すべきですね。
メイクスクールに入ればそれで将来が安定するというものではありません。
しかしどういう学び方をするかということは将来に少なからず影響を及ぼすものです。
慎重に選んで、決めてほしいと思います。